【報告】市民活動のおしゃべりルーム「移動サービスvol.3」

2025年5月17日(土)10時から市民活動支援センターにて市民活動のおしゃべりルーム「移動サービスvol.3」が開催されました。
ファシリテーターのNPO法人移動ネットあいち諌山さんをはじめ、9名の方が参加しての自由なおしゃべり会。今回3回目となり、一宮市内中心部と周辺部の交通移動への気持ちの温度差が話題となりました。回を重ねることで様々な意見が出ています。

●3回目のおしゃべり内容
(一宮駅近隣について)
・足には困っていない、便利なところ。駅近は便利。
・歩くことは努力している。
・昔からあった町がなくなり、さびれていくことを実感しているが、個人ではできない。
・子どもたちは別居。結局空地が多くなってきた。
・中心部に住んでいても買い物難民ではある。
・岩倉線があった、過去には地下鉄を通す話もあった。
・昔は今の1000倍人通りがあった。土日は毎週七夕のようなもの(懐かしい話にも発展)。
・大変なこと考えてるね。価値観一緒に、楽しく、人生ゆたかに活動頑張ってください。

(連携について)
・NPO法人生活助け合い・ねこの手ネットさんの良い例を組み込む。
・おでかけ広場、サロン行きたい気持ちを尊重するため、拠点との連携(利用料金に入れて送迎は)。
・病院と拠点を結ぶと病院もメリットがあるのでは(病院側からの資金援助につながる)。
・地区分けして、横の移動手段をつくる。
・有償サービスが発達すれば、多額の経費が不要になるのでは。

(資金)
・サブスクはどうだろう(年間1万円は高い?1回500円20回など※ガソリン代程度しかのみ。法令違反にならない程度)。
・採算合うか(市との連携、公費。まずは組織づくり、そして仕組みを作ることが必要では)。
・市役所発行タクシー券、福祉有償運送にも使えるといいな。
・ガソリン代程度のボラ券発行とか。
・補助金申請。

(担い手について)
・通院など行先を固定するなど。
・2種免許が必要となるとますます人材確保が難しい。
・運転講習でできる範囲内の担い手探しを(安全な送迎は必須)。
・セカンドキャリアの利用(OBなど後進を指導する立場である方たちの取り込み)。
・最低賃金保たれれば、運転手として業務を行うのでは。

(希望について)
・実行委員会的なものを機能させておく、公費入れるにも受け皿が重要(組織・仕組み)。
・ドアtoドアで送迎。継続できることから。
・車両維持も年間30~40万(この金額かけたらタクシー乗れる)タクシーとの差別化は必須。
・不便と感じる方々の足のために、話題に取り上げてもらえるよう先進的に。
・市民の課題だから、反対する人はいない気がする。
・夢みたいな話かもしれないが、「どうせ無理」とあきらめるのはやめましょう(大谷翔平風)。
・市の公用車払い下げとか無理なの?青パトはOK?移動サービスはだめなの(10年で廃車?)。

●3回目を終えて(スタッフ安田)
「移動を身近にしよう!」という想いを胸に、参加メンバー内の関係性を育みながら話し合ったことを検討し、確認しながら前に進めています。
3回目を終えた今、改めて、様々な方々が集まって話し合いをすることが重要だと感じています。
今後は当センター主催事業から離れ、団体の立ち上げなどフェーズの変化が見られます。「一緒に活動をしてみたい!」と思われる方、ぜひ連絡をお待ちしております。

●次回「おしゃべりルームvol.4~いちのみやの移動サービス・現状と当事者の声~」
「ドアtoドアいちのみや(ドアトゥドアイチノミヤ)」ありがとう、お役に立てるよろこびを胸に、わたしたちがお出かけのお友に!
一宮市民の移動手段(足)を可能にする、実現するため、許可登録不要の送迎サービスをみなさんで具体的に話し合います。
ご意見、お考えを聞かせてください。また賛同いただける方もぜひご参加ください。

日時:2025年8月23日(土) 10時~12時
場所:一宮市市民活動支援センター会議室
内容:
1)有償ボランティアドライバーや利用者などのお話
2)市民主体の移動サービス団体立ち上げについて

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