尾張でお庭展に行ってきました

令和7年度訪問事業№309-1
訪問先  尾張でお庭実行委員会
日時   2025年4月20日(日)(訪問 スタッフ川井)

尾張でお庭実行委員会は、自宅の庭や自然の保全への意識や、環境保全の重要性を再確認するため一坪という限られたスペースに凝縮した坪庭の魅力を伝えています。また、伝統を守り、新しい創造性を加えることで日本の庭園文化の技術を継承、学生や無名作庭家の活動支援、造園の認知度の向上を目的とします。
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=655(情報サイトより)

『尾張でお庭展』は毎年4月に開催されるイベントで、今年3回目を迎えました。

数日前まで天気予報は雨でしたが、この日は曇天。暑くも寒くもなく過ごしやすい一日でした。
お庭展では18ブースの坪庭の出展があり、中には学生が造ったお庭もありました。


こちらの看板は学生の作品です。代表の大野さんは、若い人たちや学生が経験を積み成長できる場所にしたいとたくさんの学校に声をかけ、今回は2校が出展しました。


坪庭出展


代表大野さんの坪庭出展


協賛企業


ワークショップの苔玉

                  

代表の大野さんにお話しを伺いました。

●なぜ堤治神社でお庭展を開催しようと思ったのですか?
尾張でお庭展は、はにやすひめマルシェとコラボで開催しているイベントです。はにやすひめマルシェが開催される堤治神社には土の神様(造園などの守護神)が祀られており、縁を感じたからです。また、コラボすることで様々な年代の方がお越しになり、お庭のことを知ってもらえる機会が増えると期待しています。

●尾張でお庭展への想いを聞かせてください。
お庭への興味は年配の方が多いですが、是非若い世代にも興味を持ってもらったり、庭師などのたくさんの大人と関わってほしいと思っています。お庭展を開催する際は近隣の造園系の学校へ出展の声掛けをしており、学生や若者からは出展料は取っていません。なぜなら経験値を積むためにもお金の心配をせず出展してほしいからです。
お庭展を継続することで出展者が後々実行委員の一員となることもあり、仲間が増えてお庭展の開催数が増えることを期待しています。
 

訪問して(川井)
 お庭の世話が大変だからとコンクリートで固めるということをよく聞きます。確かに気候が暖かくなるにつれて草とのたたかいは否めません。ですが、窓から見る庭で四季を感じられる空間はとても貴重で素敵だなと思います。
日本の文化の風化について尾張でお庭実行委員会の活動は見つめ直すきっかけになるのではと思います。庭は日本古来の風貌だけではなく、現代にアレンジされたものもまたひとつの新しいお庭の形だということ。お庭の魅力は実際に見てお話を聞くとより深く心に刻まれます。尾張でお庭展は毎年4月に開催されます。もし気になった方がいれば是非団体へお問い合わせやSNSを覗いてみてください。

▼いちのみや市民活動情報サイト
https://www.138npo.org/info/group/kihon.php?group_id=655

▼Instagram
https://www.instagram.com/owarideoniwaten/

▼Facebook
https://www.facebook.com/p/%E5%B0%BE%E5%BC%B5%E3%81%A7%E3%81%8A%E5%BA%AD%E5%B1%95-100066347297292/

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